看護の職場紹介

3病棟の紹介
3病棟は地域包括ケア病床45床、一般病床6床(小児科)の51床の病棟です。
一般病床では、主に隣接するへいわこどもクリニックからの入院患児を受け入れ、小児科医と協働し入院による患児やご家族の不安を軽減し、安心して治療が行えるよう支援をしています

地域包括ケア病床では急性期治療を終了した後、看護ケアやリハビリを継続し安心して在宅復帰できるよう支援を行っています。単に病気の治療をするだけではなく、退院後もその人らしく過ごせることを考えながら多職種と連携し、患者様一人ひとりに寄り添うケアを行っています。

私たち医療チームと患者様、ご家族と二人三脚で退院という目標を達成できる退院支援にはやりがいを感じています。

長期の入院患者様や認知症の患者様にも安心、安楽な入院生活が送っていただけるようサポートしています。取り組みとして認知症デイケアの開催やお誕生日のお祝いを行っています。認知症デイケアでは楽しいひと時に患者様の笑顔もみられます。入院中のお誕生日のお祝いは、患者様、ご家族にとても喜んでいただいています。

患者様の持てる力を引き出し、退院後の安心した生活が送れるよう取り組んでいきたいと思います。


4病棟の紹介

4病棟は、急性期の整形外科と総合内科の51床の病棟です。

整形外科は、骨折や人工関節置換術などの手術を受ける患者様や腰椎圧迫骨折などの患者様がおいでます。入院時は歩けなかったり痛みがあった患者様が、手術を終えて歩けるようになる姿を見られたり、患者様が「リハビリでこんことをした」「もう痛くないです」と笑顔で話してくれるようになるとやりがいを感じます。

内科は、循環器、呼吸器、消化器疾患の患者様が中心に入院しておられます。また胃カメラや大腸カメラなどの検査を受けられる方や呼吸器管理、重症の心不全の患者様もおいでます。色々な種類の疾患を盛る患者様が入院して来られるので、幅広い知識や技術を身に着けられることが出来ます。

患者様が入院中に誕生日を迎えられた時は、看護師でメッセージカードを作成し、誕生日当日にプレゼントして喜ばれています。スタッフ同士の協力しあう風土や、全員で新卒を育てる風土が以前からあります。また他職種とのカンファレンスなど、患者様の目標を叶えるために日々努力しています。


5病棟の紹介
当院のホスピス緩和ケア病棟は2011年7月に21床で開設しました。ホスピス緩和ケア病棟は、がんの進行に伴って生じる、からだとこころの様々な苦痛に対して治療やケアを行う専門の病棟です。

緩和ケアの対象は患者家族です。患者様やご家族様が「その人らしく生きていけるように」思いを聞くことを大切にし、穏やかに過ごすことを支えています。患者様、ご家族様の希望や価値観を大切にするために多職種カンファレンスで情報を共有し、問題解決に向けて日々検討しています。

当病棟での出来事をご紹介します。ある患者様は、自宅に帰って家族と過ごしたいと希望しましたが、医学的に自宅に帰ることは難しいと判断されました。しかし、私たちは家族と過ごすことをあきらめてほしくありませんでした。

幾度もカンファレンスを重ね、部屋でベッドやソファーを並べて家族で過ごせる環境を作り過ごしてもらいました。その結果、患者様、ご家族様共に満足していただけ、私たち医療者も嬉しかったです。

これからもひとりひとりの患者様に向き合い、「その人らしく生きていけるように」ベストを尽くそうと強く思いました。

毎月緩和ケアブログ記事をHPにあげています。私たちが大切にしている患者様との関わりを感じていただけると嬉しいです。


外来部門紹介

高松平和病院外来部門には、内科外来、整形・乳腺外来、訪問診療科、内視鏡室、連携相談室、健康づくり課、手術室の各部門があります。

外来は病棟とは違い、毎日来院される患者様によって忙しさが変動する外来ですが、日々の関わりがご家族含めた年単位の関わりになっていく方も多く、やりがいや喜びがあります。スタッフと協力しあって、楽しく仕事をできる環境も恵まれています。

スタッフの仲の良さが、外来に来られた患者様にあたたかな看護を提供できることに繋がればと思っています。

訪問診療科は、医師と共にご自宅、施設に伺い患者さまの生活を支えています。より深く患者さまの生活や人生に関われ、やりがいがあること、また看護師としての応用力も身に着けることができます。

 連携相談室では、医療、介護、福祉の分野で連携を推進し、治療から療養に向けた援助が円滑に行われ、患者様や紹介してくださる地域の医療、介護、福祉施設の方々が安心していただけるように連携しています。

入院サポート看護師は入院早期から情報収集を行い、医療ソーシャルワーカーと退院支援看護師と情報共有を行い、早期介入につなげる役割を行っています。