先輩からのメッセージ

「こんな看護が実践してみたい!」を選択できる

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卒後研修の感想&病院アピール
プリセプティ 岡内さん
(独立行政法人善通寺病院付属善通寺看護学校 2013 年卒)

1か月OJTと講義を交互にしたことで、部屋持ちをするまでに具術的なことを学んでから、部屋持ちで先輩についてもらって(Wや相談役)行うことで、ル ーチンや検査なども順に覚えていけてよかったです。

FISH!に取り組んでいることと、医師、看護師、リハビリなど病院全体が仲が良い雰囲気なので働きやすいと思います。

指導者 中村さん
(藤井学園寒川高等学校専攻科 2009 年卒)

病棟に配属されるまでの期間が長めに設定されており、そこで技術研修をしっかりできたので心強かったです。月に一度のプリセプティ会議で同期のメンバ ーになんでも聞いてもらえたり他部署の状況を聞くことで、頑張っている同期に励まされて前向きになれる時間がとてもよかったです。

病棟スタッフは同年代が多く、明るくにぎやかな病棟です。またプライベートでも仲良くできる仲間がたくさんいて居心地がよく働きやすい職場です。
また、 医師やリハビリスタッフとも距離が近く、お互いの意見が聞き入れやすい環境です。

中村さんが、指導する時に大切にしていたこと

実際に指導してみると思っている以上に伝わらなくて、自分が理解している6~7割ぐらいしか伝えることができないことが分かったので、伝える時には印象に残るように、自分がやってしまった失敗例を伝えるなど工夫しました。

自分の理解が不十分ではきちんと伝えられないので、根拠基づいた指導ができるように自分も勉強しようと思いました。

この一年、何よりも根気強く付き合っていくことを大切にしました。

ナラティブ
就職からもうすぐ一年…初めて受け持った患者様との関わりを
「ナラティブ=物語」にまとめています。

「ナラティブ」は、患者様やご家族の思いに寄り添い実践したことを通して、自分が感じたことやそこから学んだこと、これから大切にしていきたいことを物語風にまとめる取り組みです。
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岡内さんの初めての受け持ち患者様

A氏 90歳代女性 病名:胃がん(ターミナル)

吐血したため入院となりました。輸血と疼痛コントロールを行っていたのですが、Aさんはあまり食欲がありませんでした。ずっと付き添われている家族の方が差し入れを持ってきたときに「できたてのものが食べたい」と話されていた姿が印象的でした。Aさんは「お寿司が好きだった」そうです。それならば「できたてのお寿司を食べたい」のいうAさんの願いを叶えてあげたいと思って、準備を始めました。

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当日は、娘さんがちらし寿司の具材を煮てきてくださり、Aさんの目の前で炊きたてのご飯と具材、すし酢を混ぜ合わせて盛り付けました。Aさんの目の前で家庭の味が再現されました。主治医もいっしょにちらし寿司をごちそうになりました。

「年寄りの前でみんなが食べてくれてうれしい。」と喜んで下さいました。今から、ナラティブ発表会に向けて準備をがんばっていきます。

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後輩のみなさんへのメッセージ
岡内さんより

楽しい職場です。仕事は大変だけど、やりがいもあるし、患者さんと接することが楽しいです。

ぜひ、いっしょに働きましょう。

中村さんより

1人ひとりのペースにあわせて研修スケジュールを組み、うまくいかないことがあればチーム内で話し合い解決できるような環境を作っています。

また、私が働いている病棟は、総合内科なので様々な内科疾患の勉強ができます