看護活動について
私たちは「患者様に寄り添いあきらめない・一緒に創る」
合言葉に看護を行なっています。
総看護師長 森 みどり

総看護師長
 森 みどり

ある70歳を超えたばかりの女性患者様は気管切開をし、生きる意欲を失い食欲も落ちていました。

受持ち看護師は業務の合間をぬって、ベッドサイドでコーヒーを淹れたりジュースを絞ったりしましたが、余り改善しませんでした。

そんな中、患者様を取りまくチームで考え、主治医の持ってきたホットプレートで焼きそばパーティをプレゼントしたところ、スタッフの楽しそうな様子やソースのにおいに「座りたい」「そっちに行きたい」と4ヶ月ぶりにベッドを離れ、そのことを機会に食べられるようになりいったん退院するまでに回復されました。

生きる力を引き出す看護を実感できた事例でした。

今年、高松平和病院は創立60年を迎えますが、これからも、どんな状況にあっても、医療や看護を必要とする人々に向き合い、悩みに寄り添いながら健康と生活を援助していきたいと思っています。

そして、その中で共有される喜びや悲しみが看護師としての成長ややりがいにつながるものと考えています。

私たちの活動
高松平和病院は「いのちの章典」を基本に、患者様を中心に据えて 、患者様が闘病の主人公になれるように心がけています。
いつでも誰でも必要な医療が受けられるように、 休日・夜間いつでも診察受付をしています。
また差額ベット代はいただいていません。
病棟では看護方式を「固定チームナーシング」としています。
看護師は受持ち患者様に責任を持ち、信頼関係をより構築し、看護計画の実践を継続的に行います。
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患者様の知る権利と自己決定権を保障するため、外来・入院ともカルテ開示を行い、診療情報の提供を行っています。
病棟では、看護計画を開示し、療養目標を共有することで、同じ目標に向かって療養できるよう努力しています。
患者様やご家族もカンファレンスに参加していただき、療養計画の立案を一緒に考えていただいています。
患者さまの生活と労働の場を実際見ることで病気の発生した原因や今後の療養のポイントが見えてくることがあります。私たちが行った療養指導が在宅でいかに役に立つかが評価の要です。地域や在宅訪問を積極的に行います。
看護の質の向上と安全・安心の看護実践のために、品質マネージメントシステム(QMS)を活用しています。またチーム医療を重視し、SFM(セーフティマネージメント)委員会、業務改善委員会、感染対策委員会、褥瘡対策チーム、栄養サポートチーム、呼吸療法チームなど幅広く活動しています。