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職員ブログ

「寄り添える医療者に」臨床検査技師

皆さんはNHKの朝ドラ『風、薫る』をご覧になっていますか?
このドラマは明治時代に日本で初めて近代看護学を学んだ実在の人物、大関和(おおぜき ちか)と鈴木雅(すずき まさ)をモチーフに描かれています。
かつては、病人や怪我人の世話をする『看病婦』は身分の低い人や貧しい人が行う卑しい仕事とされていました。
主人公の一人は元家老の長女として生まれ、看護婦(現在の看護師)になりたいと宣言した際、母から「恥を知りなさい」と一喝されました。
このような看護への社会的偏見に立ち向かい『trained nurse(トレインドナース):正規の訓練を受けた看護婦』という新しい専門職の確立に挑む物語です。
このドラマで私が強く感銘を受けた言葉があります。
それは、養成所のスコットランド人看護婦の先生が主人公たちに言った『見返りを求めたり自分たちの満足のために看護をするのは傲慢である』という言葉です。
私の仕事に置き換えると、「検査後に何も言わずに検査室から出ていく患者に違和感を覚えてはいけない。無事に安全に検査を終えることができたのであれば、それで十分じゃないか。」
検査技師もそう考える必要があると反省しました。
検査技師は患者とそこまで密に関わる機会はありませんが、ドラマを見終わるころには少し患者に寄り添える医療者になれたらいいなと思います。
先週は「人には向き・不向きがあります。命と向き合う看護の仕事は特にそうです。皆さんもよく考えてください。」という養成所の先生の言葉で締めくくられました。
看護婦見習いの彼女たちが今後どのように描かれていくのか、とても楽しみです。

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