文字サイズ
BLOG
BLOG

ブログ

院長ブログ

南海トラフ巨大地震に対する備え

5月30日に民医連中国四国地方協議会の2年に一度の総会があり、「南海トラフ巨大地震を想定した中四国地協の対策」という学習会・グループワークがありました。

 国土地理院が作成して閲覧できる「重ねるハザードマップ」を用いて、中国四国の民医連の主要な病院はどの程度の災害が起きるのか、について予測がされており、それに対してどのような支援が必要になるかを考えるというものです。

 それによると、高松平和病院は0.5-3.0mの浸水被害、高松協同病院は3.0-5.0mの浸水と周囲の道路が寸断され孤立する危険があります。このように見ていくと、高知の高知生協病院は高台にあり山も遠いため浸水や土砂災害も免れること、愛媛の愛媛生協病院も内陸にあるためほぼ無事であることが予測されています。それに反して、徳島健生病院は吉野川支流のデルタ地帯にあるため5-10mの浸水被害が予想されています。徳島の責任者の方も、病院の2階部分までは水がくる想定をしている、3日間の籠城ができるような対策はしているとのことでした。

 この徳島に支援をするためには、岡山・高松が支援の拠点になる可能性が高いようです。大地震の後に、そんな余裕と支援者を差配する余裕などあるものだろうか、と少し考え込む学習会となりました。阪神淡路、東北、熊本、石川の震災をみても、災害時に全国の民医連は地域に対して相応の役割を果たしてきている歴史があります。万が一のいつかは必ずやってくることを考え、そのときに十分に力を発揮できるように備えておきたいと思いました。

footer-top