第5回「すずらんのつどい」

今年も、第5回「すずらんのつどい」を9月10日(土)にルポール讃岐で開催しました。

ここでは、スタッフや他のご家族とお話をし、様々なお気持ちを表出する場所になっています。各テーブルに数名ごとに分かれてお茶会をしながら、入院中からその後の様子について、ご家族のみなさんが語ってくれました。「ここで過ごした事は、いい思い出しかありません。最期まで好きだった煙草も吸いに行くことができて、トイレも嫌な顔をせずに連れていってくれて…大柄な体だったから大変だったと思います。感謝ばかりですね」「最期も、苦しんだ覚えがないんですけど、他の病院だったらどんな最期だったんだろうと時々考えたりします」「今は、内に引きこもってもいけないと思って、外に出るようにしています。忙しく毎日に追われているとネガティブに考えなくていいですね。主人もそれを望んでいると思います」など、それぞれのご家族が語り合い、現在のご家族の思いを知ることができました。

すずらんのつどい

また、ホスピス緩和ケア病棟で過ごされた患者様、ご家族の写真をスライドショーにして上映しました。

ラウンジでたこ焼きパーティーをしている様子や栗林公園を散歩している映像が流れると、「私たちが知らない時間にも、こんなに楽しそうなことをしていたんですね。色んなドラマがありますね」と笑顔で話され、自分の家族の映像が流れると思い出を話されたり、涙を流される方もいました。

今回は皆さんの前で、前回の「すずらんのつどい」に参加して頂いたご家族が、病気になった経緯や入院中の話しをしていただきました。亡くなる少し前に、子どもと孫が全員そろって外食に行くことができたこと、息をひきとる時も数人の子どもと孫に見守られ、おだやかに最期を迎えることができ、そして、自分自身も癌になってしまったが早期発見できたのは、妻が知らせてくれたのかもしれないとお話しして下さいました。

すずらんのつどい

奥様が亡くなってからの生活状況の変化や悲しみの変化など2年目を迎えて、今の状況を聞かせて頂くことで、今回、参加したご家族が、悲しみを乗り越えるきっかけになればいいなと思いました。

そして、蓮井院長が「千の風になって」「上を向いて歩こう」を歌い、みんなで合唱しました。

この歌が、きっとご家族を前向きな気持ちにさせてくれたことだと思います。

(5病棟 長谷川 亜有)