緩和ケア病棟で結婚式
昨日、緩和ケア病棟で人前式の結婚式がありました。
体調から式場に出かけられないA様のために、ご家族がウエディングプランナーの方と相談し、この日までにサプライズで結婚式の準備をしてこられました。
昨日は、別室で新婦となる娘さんがウエディングドレスに着替えられている間、カンファレンスルームは美しく飾りつけされ、ご親族がたくさんラウンジに集まられました。
そんな準備が進められているとは知らないA様に、奥様から「娘の晴れ姿を見に行こう」と声をかけられ、看護師もお手伝いして礼服の上着だけ着用して車いすに乗って病室を出ました。
ラウンジで正装したご親族の方を見て驚かれ、そこにウエディングドレスを着た娘さんと新郎が登場し、あふれる涙を止めることができないご様子でした。
カンファレンスルームでの結婚式は、開会の言葉、新郎新婦の誓いの言葉、指輪の交換と続き、参列者やスタッフの指紋でできたウエディングツリーを新郎新婦が完成させました。


その後結婚式成立宣言がされ、新婦からご両親へのお手紙が読まれました。
「大好きなパパへ」と言われ、Aさんは再び涙があふれておられました。
スタッフからも花束が贈られました。
ここ数日、とても賢い愛猫と奥様と病室で時間を共にしておられたA様ですが、結婚式にはネコちゃんの他にも3匹の着飾ったワンちゃんも参列し、とてもアットホームなよいお式でした。


スタッフもできるだけA様に苦痛なく式に臨んでいただくために、様々な配慮がされていました。
A様は結婚式が終わった後も、穏やかな表情で「ここまでしていただけて、みなさんのおかげです」と奥様とともにお礼を言っていただけたそうです。
こちらこそ、感動の時間を一緒に過ごさせていただきありがとうございました。
改めて、ご結婚おめでとうございます♡
(写真の掲載は、患者様、ご家族の許可を得ています)